2012年12月18日火曜日

Made in Scotlandのアランセーター(2)

 ScotWebで注文したアランセーターは、基本的に日本まで無料配送、配送期間30日である。ただ、有料オプションで配送期間を縮める事が出来る。
 今回は待ちきれないので、£21の有料15日デリバリーオプションを付けてみた。

 配送はRoyalmailであった。少し大きめの袋に入れて配送される。関税は無かった。



 アランセーターらしい、ローゲージのざっくりとた雰囲気である。若干油分が残っておりウールの質も良さそうである。実際に着てみるととても暖かい。
 全体的にタイトフィット気味である。通常はウェストや腕の辺りがダブつくのであるが、このセーターはそのような事は無い。
 とくに、腕の部分のフィット間は素晴らしく、動きやすい。

 タグには編み手と思われる人物の、サインとおぼしき物が書かれている。おそらく、1人で編み上げるのであろう。

 価格は£133であった。到着を急がなければ¥18,000で、このクオリティの製品が手に入る事になる。手編みでかつMTOである事を考えると破格と言えよう。
 流石にニットの本場は奥が深いようである。


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2012年12月13日木曜日

Made in Scotlandのアランセーター


 昨年の暮れの頃、ウェストコートが欲しくなり、例によってWeb上を物色していた。
 BOOKSTERにオーダーしてしまえば確実なのであるが、ツイード以外の生地も検討してみたいと思い調べていたのである。

 そのなかで、好みのタータン生地でウェストコートをオーダーできるサイトを発見した。それがScotWebである。
 そのときはなんとなく注文しなかったのだが、今年に入ってサイトを詳細に眺めていると、タータンファブリックとともにニットにも魅力的な商品が多いのが分かった。
 ScotWebのサプライヤーを見てみると、ジョンストンズ(Johnstons of Elgin)ピータースコット(Peter Scott)・ウィリアムロッキー(William Lockie)といった有名所が並んでいる。
 どうやら、その名の通りにスコットランド系のブランドに強いらしい。

 ここは製品在庫を持たない事が多いらしく、アランセーターの場合は発送まで8週間を要求される。
 注文が決まると、スコットランド在住のWonderful Ladiesに外注に出し、60時間かけて編み上げるとの事である。 つまり手編みセーターのMTOという訳である。


 支払いもPayPalで完結でき、アカウント登録にも面倒な点はなかった。配送期間が長くなるが、送料無料で取り寄せも可能である。

 暖かいセーターが欲しかったのと自分サイズの在庫があったので、注文してみる事にした。今回はアランセーターをオーダーした。


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2012年12月6日木曜日

BOOKSTERのコーデュロイジャケット(2)

 さて、BOOKSTERでオーダーする際の楽しみは、豊富なオプションである。
 今回も、いろいろと追加してみた。

 カントリー調のジャケットではおなじみのスロートタブである。去年オーダーした際にも付けている。
 襟の裏側にはボタンがついており、ストラップとして機能するようになっている。とはいえ、実際に使用した事はない。ラペルはとても広い。


 裏地はネイビーを選んだ。BOOKSTERの裏地は質感がよく、なかなか気に入っている。

 ボタンはシルバーボタンを選んだ。袖口はお約束の本切羽である。ボタンホールは相変わらず雑である。ボタンの間隔はイタリア系のジャケットに比べ広く取ってある。そのため、ボタンがとても目立つ。


 英国のジャケットの特徴と言えばチェンジポケットである。使用頻度は低いにも関わらず選択してしまった。こうしてオーダー価格が上がっていく。

 8畝のコーデュロイに広いラペル、さらに今回はサイズが大きめという事もあり、良い意味でとても野暮ったい。まさにカントリージャケットである。
 とりあえずは、体に馴染むまでヘビーローテーションで着てみようと思う。

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関連項目(2012年オーダー分)




2012年12月4日火曜日

BOOKSTERのコーデュロイジャケット

 先日帰宅すると、不在票がポストに入っていた。英国からの荷物のようである。
 すぐには何の件であるか分からなかったのであるが、郵便局に受け取りにいく途中で思い出した。初夏の頃に注文したBOOKSTERのジャケットである。
 受け取ってみると、案の定「BOOKSTER」からの荷物であった。


 6月後半に注文して、12月到着なので約5ヶ月の納期である。去年は4ヶ月程で届いたが、今年は現地でオリンピックも開催された事であるし、多少の納期延長は致し方ないであろう。
 袖を通してみた第一印象は、「鎧」である。


 とにかく重い。昨年のツイードジャケットは17〜18オンスの生地を選んだのであるが、サイズアップをした事もあり、持ってみるとそれよりも重く感じる。また生地も堅く、こなれるには相当の時間を要すると思われる


 さて、肝心のサイズである。
 注文時には、前回のジャケットはウェストの絞りがかなり強かった印象があり、また当時のブログにも、ウェストがきついのでサイズアップを行うべしとの記述があった。そこで、1インチ大きめのサイズ40で注文していた。
 理論上は今回のジャケットは、ちょうど良いサイズのはずであるが、残念ながら若干オーバーサイズ気味である。
 そういえば、去年あれほど窮屈に感じた、BOOKSTERのツイードジャケットが、今年は程よいフィットに感じられる。着ているうちに体に馴染んだようである。

 以前読んだ本に、「英国の服は購入時点では未完成品で着込んでいくうちに体に馴染んで完成品となる」というような内容の一節があった気がするが、BOOKSTERの服はそれを体現しているようにも思える。


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関連項目(2012年オーダー分)





2012年11月7日水曜日

チェスタージェフリー(Chester Jefferies)のグローブ〜2012年分

 10月当たりから、朝晩を中心に冷える日が多くなってきた。
 そうなると、いよいよ手袋の出番が近くなる。昨年、チェスタージェフリーグローブのオーダーをしたが、今年も引き続き注文をした。

 チェスタージェフリーの場合、手縫いの製品は8週間のリードタイムがあるので、暑いうちから先を見越してオーダーした。
 注文日は9月半ばで、発送通知のメールが届いたのが10月末であるので、予定より早い到着である。
 例によって、封筒で送られてきた。


 こちらは「The Oxford」モデルである。Deerskinのウールライニングである。ライニングの違いからか、昨年オーダーしたグローブよりもフィット感が良い。
 ボタンは少し固いが、手袋を着けたままで止め外しが十分可能である。

 こちらは「The Grasmoor」モデルである。昨年から購入しようと決めていた。Lambskinを使用しており、見た目にも暖かそうである。

 このモデルはライニングが選択できない。なぜなのか疑問であったが、実物を見て納得である。

 「The Oxford」もそうであるが、チェスタージェフリーの外縫いタイプは、指の付け根にマチが設けてあるようである。そのため、指を開いたときもつっぱりが少ない。

 今回は、税関での申請書と思われる書類の写しが同封されていた。これによると、鹿革の方は北米産、ラムスキンはニュージーランド産のようである。

 今回のオーダー価格は、「The Oxford」が £46.50、The Grasmoor」が £75.00であった。
特に、The Oxford」は手縫いのビスポークグローブが£46.50という、おおよそ信じられないようなお買い得感である。

 ホームページも、ビスポークサービスのリピート用のボタンが出来たり、手形トレースPDFのメール先が明記されたりと、力を入れているようである。

 今年も、非常に満足である。


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2012年11月1日木曜日

フランスの靴下ブランド ロイヤリティーズ(ROYALITIES)

 靴下は、ズボンを履いてしまえば余り見えないので、無難に地味な無地の物を購入する事が多い。
 ところが、自転車を購入してからというもの、七分丈のボトムズを使用する機会が増えた為に、突如として靴下部分が気になり始めた。

 そこで、少し洒落た靴下を購入しようと調べていると、ロイヤリティーズに行き当たった。

 ロイヤリティーズは2009年に設立されたブランドである。ホームページのブランド紹介には、
  「designed in Paris and Made in France」

と、記載されており、フランス製を謳っている。

 今回は4組購入した。ロングソックス(要するにホーズである)3組と通常の丈の物1組である。一応、英語に対応しているので購入しやすい。

 サイズは2サイズで「4-7」と「7-11」から選ぶ。おそらく、靴のサイズを基準にしているであろうと推測した。そうなると、私の靴サイズはUK8.5であるので、サイズ「7-11」となる。


 靴下のタグには、「Made in France」といささか大きめに印字されている。
 本当の所、バングラディッシュであろうがマレーシアであろうが、世界中どこで作っても品質はそれほど変わらないのであるが、それでも原産国にこだわっているのは嬉しい。気分が少し高揚する。


 色使いも洒落ている。黄色の部分等も少しくすんでおり、地味な色を派手に組み合わた感じである。
 コーギー等の英国の靴下とは、色の使い方が少し違うようである。




 注文から到着までは1週間程度であった。配送中に箱が濡れて破損したらしく、国内で郵便局が再梱包してくれていた。フランスの郵便も状況は余り良くないのかもしれない。
 今回送料はかからず、価格は4枚で約€70であった。国内価格よりは、まあまあ安く上がったという所であろうか。
 サイズも当てずっぽうとはいえ問題なく、満足のいく結果となった。

2012年10月29日月曜日

フレッドペリー(FRED PERRY)のポロシャツとスウェット

 フレッドペリーの歴史は、1940年代の後半にまでさかのぼる。オーストリアのサッカー選手であった、Tibby WegnerがFred Perryにアイデアを持ちかけたのがきっかけである。手首に装着する制汗器具(どのような物かは不明であるが)を開発し、その販売を持ちかけたのである。Fred Perryはそれに改良を加え、汗止め(テニス選手がよく額に着けているアレである)として販売を開始した。
 次にTibby Wegnerはピケ素材の半袖スポーツシャツの開発を思い立ち、1952年のウィンブルドンで販売を開始した。
 フレッドペリーと言えば、例のあのポロシャツが思いつくが、どうもこの辺りが起源のようである。

 今回は、EndClothingというサイトを見つけたので、そこで購入した。どうも、英国のセレクトショップの通販サイトらしい。

 まずは、フレッドペリーの代名詞とも言えるポロシャツである。有名な商品なので説明は不要であろう。

 サイズはMである。以前に購入したBrooksBrothersのスリムフィットポロシャツもMであったが、やはりこちらの方が着用したときのシルエットがスマートである。

 もう一点は、スウェットである。
 最近寒くなってきたのと、気軽に羽織れるものが欲しかったので購入した。


 胸の部分には、おなじみの月桂樹マークが革パッチで縫い付けられている。フードの調整紐にも革でアクセントが付けてある。

 首筋から、フードの部分に掛けてはチェックの裏地が付いている。細かい所が、いちいち洒落ている。

 ダブルジッパー仕様である。ここにも革が使われている。ジッパーはTARON製である。装着時、いささか固い。

 配送はFEDEXで1週間程で届いた。
 価格は£152であり、そのうち約£16が送料である。Paypal決済可能である。合計で2万円弱であるので、サイズのリスクを考えるとそれほど安くないかもしれない。

 このEndClothingでは、フレッドペリーをはじめ、ナイジェルケーボン・マッキントッシュ・バブアーといったブランドも扱っている。なかなか面白そうなので、今後も注目したいと考えている。


2012年10月19日金曜日

コーディングス(Cordings)のブリークス(Breeks)

 自転車に乗っていると、とにかく裾が汚れる。そのため普段は、グラミチのクロップドパンツを愛用しているのであるが、流石に最近は寒く感じるようになってきた。
 そこで、クロップドパンツと同じ七分丈くらいの冬物のパンツを探していた所、ブリークスに思い当たった。

 ブリークス (いわゆるニッカーボッカーズ)といえば、英国のカントリーウェアであり、英国のカントリーウェアといえばコーディングスが真っ先に思い当たる。
 実際、コーディングスではブリークスの通販も行っている。

 そこで早速、購入した。驚いた事に、いつの間にかPayPal決済可能になっていた。大変便利である。


 注文から1週間と経たずに配送されてきた。HerringShoes並みの早さである。
 ハウスチェクとスポーツチェックを注文したが、両方ともMade in UKであった。

 ベルトレスでアジャスターでウェストを調整できるようになっている。股上も深く、クラシカルな作りである。

 裾に当たる部分にも、アジャスターが付いている。Breeks探索中、この部分をベルクロにしているメーカーが多かったように思える。確かにその方が便利ではあろうが、雰囲気は損なわれてしまう。個人的には、コーディングスの作りの方が好みである。

 昨年購入したトラウザーズはボタンフライであったが、Breeksのほうはジップフライである。ジッパーはTALON製であった。大振りで締めやすい。写真には写っていないが、腰部の内側にブレイシス用のボタンが付いている。

 ベルトレスで金具付きのアジャスター、ブレイシスボタンと雰囲気たっぷりのBreeksである。1本あたり約£140と値は張るがその価値はあると思う。
 今回始めてのBreeks購入となった訳であるが、どのようにコーディネートするかが今後の課題である。


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2012年10月15日月曜日

ベロオレンジ(VELO ORANGE)のアクセサリ


 自転車を購入してからというもの、暇さえあれば自転車を乗り回している。
 自転車という物は面白い物で、各種パーツを追加・交換して、自分なりにカスタマイズできるようになっている。
 購入以来、泥除けが付いていないのが気に入らなかったので、泥除けを着けてみようと考えた。

 ネットで調べると、本所工研と言う所のものが評判が良いようである。ただ、自転車に合わせて穴あけ加工が必要で、自分で取り付けるのは困難そうである。そこで、近くの自転車店に取り寄せと装着を依頼したのであるが、お目当ての物は在庫切れで納入日未定との事であった。

 そこで、いろいろと調べているときにVELO ORANGEにたどり着いた。
 なかなか良さそうな泥除けも扱っており、穴あけ加工済みのようである。これであれば、自分で取り付けも可能だと思い購入した。

 購入自体は、クレジットカードで出来るので簡単である。ただ、送料が品物の大きさによって変わり、注文前に知る事が出来ない。フェンダーはかさばるので、それなりの送料を覚悟する実用がある。いろいろ検索していると、ここの泥除けを購入したオーストラリア人のブログを発見した。送料は、50$程度のようであった。
 オーストラリアと日本ならさほど送料は違わないであろうと思い、注文した。

 注文後、VELO ORANGEからメールが届いた。発送パターンが「FED EX Economy International」と「FED EX Priority International 」の2パターンありそのどちらにするかの問合せである。
 安い方でかまわなかったので、
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Dear velo-orange,

Thank you for your e-mail.

 Please send me goods by FED EX Priority International($59.00) .

Sincerely,
XXXXXXX
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
と返信した。ここら辺は、我ながら慣れた物である。

 返信後、1週間程で商品が到着した。


 ついでなので、ドリンクホルダーとステンレスの水筒・真鍮のベルもオーダーした。どれも厳重に包装されており、出来も素晴らしい
 送料込みで$184(¥15,000弱)であった。なかなか満足な結果である。


2012年10月7日日曜日

ブルックス(BROOKS)のサドル

 最近、新しい事を始めたくなり、自転車を購入した。
 自転車に乗るのなど十数年ぶりである。一応、スポーツ車であるので、以前に乗っていた「ママチャリ」とは比べ物にならないほど軽快に走る。大変気に入っている。
 各種アクセサリーを追加する為のダボ穴も豊富についており、いろいろと部品を付けたくなる。
 そこで、アクセサリ関係を取り寄せてみる事とした。

 自転車の海外通販と言えば、まずWiggleである。ここではBrooksのサドルを購入した。ついでにSilcaのフレームポンプも注文している。

 Brooksのサドルは、さすがに雰囲気があり素晴らしい出来である。一応革製品なので、アニリンカーフクリームで磨いてから装着した。
 Silcaの方は少し安っぽい感じで、中国製であった。値段相応と言うところであろう。

 Wiggleは、ほぼサイトが日本語化されており、PayPal支払いが可能な上に送料が無料であった。これだけ敷居が低いのであるから、人気があるのも当然であろう。


2012年9月11日火曜日

シュロン(SHURON)のロンサー(RONSIR REVELATION)

 メガネのサイズも目星がついたので、早速購入してみる事にした。
検索してみるとメガネフレームの販売サイトも様々あるが、PayPal決済が可能という事もあり、Frames Directというサイトを利用した。
 注文後、3日後に発送され、発送後1週間程で到着した。


 今回は、シュロン(SHURON)のフレームを選択してみた。デザインがクラシカルで気に入ったのと、比較的安価なのでリスクが少ないと考えたからだ。
 2本購入したのは、送料が40$かかるのと、丁度2本目30%引きキャンペーン中であった為である。


 モデルはシュロンの代表的なモデルであるサーモントのロンサー(RONSIR REVELATION)というタイプである。通常のロンサーよりも少しレンズの上下幅がスリムということだ。


 テンプルは、蝶番で接続されている。堅牢で武骨な雰囲気が大変気に入っている。


 金額はは送料込み、2本で$199であった。サイズも計算通りぴったりであり、とても上手くいったと思う。
 Frames Directには、まだ気になるフレームがあるので、再度利用したいと考えている。


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2012年9月6日木曜日

メガネフレームの個人輸入〜メガネサイズに付いて


 私は目が悪く、円滑な日常生活を送る上で、視力の矯正は必須である。
 ただ目の中に異物を入れるのはどうしても堪え難く、また、単に好きであるという事もあり、もっぱらメガネ派に属している。
 さて、ここ一年ばかり海外通販を繰り返してきた訳であるが、メガネフレームも、外国製の物は海外から購入した方が安いのではないか、という事に思い至り調べてみた。
 すると、確かに海外メーカーのフレームは格安で購入できそうである。
 
 ネットショップを利用するときはいつもそうであるが、始めての商品タイプの場合はサイズが問題となる。ジャケットであればまず胸囲であるが、メガネの場合は「瞳孔間距離(PD)」が重要であるらしい。
 調べてみると、左右の瞳の位置がメガネのレンズの中心(正確にはその少し内側上寄り)にあれば、しっくりくるとの事であった。
 PDは要するに瞳の間の距離であるが、さいわいなことに、メガネの場合は規格が決まっており、今使用しているメガネのサイズから、割り出せそうである。
 
 メガネサイズは、ボクシングシステムで表記されている。メガネの内側に「50□20-145」と言うように刻印されている部分である。この場合、レンズ部分が50mm、鼻幅が20mm、テンプルの長さが145mmという事になる。
 瞳孔の位置がレンズの中心と仮定すれば、瞳孔間の距離は「50/2mm+20mm+50/2mm=70mm」となる。つまり、ボクシングシステムでレンズ幅と鼻幅を足した長さが同じメガネなら、大体中心が合っていると考えて良さそうである。
 
 以上の仮説をもとに、早速購入してみる事とした。
 

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2012年9月4日火曜日

ヤコブコーエン(JACOB COHEN)のアカデミーライン〜失敗編(3)


 サイトの説明文にある通りに、返事は即日返ってきた。少し調査したいとのことである。
 その翌日、調査結果が返ってきた。PayPalのメールアドレスから承認通知を受け取っていないので、メールが欲しいらしい。
 また、文末に次の一文があった
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So , Please let us know if you would like to receive the other ordered item (J. Cohen  Trousers)  and receive  a  refund for the missing item  through PayPal or differently if you want to cancel the entire order and receive a total refund.
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 やり取り中にバルバの方が売り切れてしまったので、ヤコブコーエンだけ承認するか、注文をキャンセルか選んでほしいらしい。

 とりあえず、ヤコブコーエンだけでも送ってもらおうと思い、メールをした。
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The reason why I am writing this email to you is I'd like to authorize you to ship my order(Order Number: XXXXX)
I would like to receive the ordered item (J. Cohen Trousers)  and receive a refund for the missing item through PayPal.
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 
ヤコブコーエンを配送して、バルバ分の返金を依頼するメール(のつもり)である。
 メールを送付して数日後、PayPalとAL DUCA D'AOSTAから、全額返金の旨連絡があった。上手く意思が伝わらなかったらしい。
 こうして、実質的な損失は無いというものの、オーダーは失敗に終わった。

 原因は様々あるが、


  1.PayPal支払いのため承認フェーズが発生した

  2.返事が遅れた為に一部商品が売り切れ、取引が複雑になった。
  3.英語でこちらの意思が伝わらなかった。

 の3点が大きな所であろう。クレジットカード決済にしていれば、このようなトラブルは避けられたと思われる。


 すぐに再オーダーという気分にはならないが、そのうちにまた挑戦してみようと思う。



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2012年8月27日月曜日

ヤコブコーエン(JACOB COHEN)のアカデミーライン〜失敗編(2)


 様子がおかしい事に気がついたのは、前回のメールが届いてから10日後であった。発送された様子がないので、メールをチェックしていて気がついたのである。
 慌てて、メールを返信した。何を持って承認とするのかが不明であったので、下記のごとく簡単な内容である。
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Dear XXXX,

Thank you for your E-mail.

I will authorize my order (No.XXXXX).
Please send me my purchase.

Regards,
XXXXX
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 返信後、数日待ってみたが音沙汰がなかった。相手が受け取ったのか、処理中なのかも不明である。
 そもそも、英文に自身がないので、不安になってくる。そこで、先方のカスタマーサービスに再度問合せの連絡をした。
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Dear Sir,

I would like to ask you about my order(#XXXXX).

I placed an order for XXXXX on July 25h, and finished the payment of €
YYYYY by Paypal.
After that, I received the following e-mail July 26th.

>ここにメールのコピー

Then, I answered your e-mail several times,but OrderStatus still
haven't shipped.

Would you let me know when you will be able to ship the order?
And, Let me know if you have any trouble.

I’m looking forward to your reply.

Thank you
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 英語に自身はないのだが、意味は、
「オーダー番号XXXXの支払いが終わったのに出荷されてないようなので、状況を教えてほしい」
と、言うのを意図して書いてみた。
 これで、様子を見る事にした。


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2012年8月22日水曜日

ヤコブコーエン(JACOB COHEN)のアカデミーライン〜失敗編(1)


 何度も取引を繰り返していると、時には失敗をする事もある。7月の末から始まった一連のやり取りもそのような失敗ケースの一つである。

 英米のブランドはネット販売に比較的熱心であるらしく、大抵の物は簡単に取り寄せる事が出来るが、ユーロ圏のものになると話は違ってくる。
 イタリア系のブランドもそうであり、これまではShopTheFinestなどのアメリカ系の小売りを経由して購入していた。
 そのようなときに、AL DUCA D'AOSTAというサイトを発見した。イタリアのサイトであるが、英語にも対応しており、何と言ってもPayPal決済可能である。
 そこで、試しにオーダーしてみる事とした。

 AL DUCA D'AOSTAはイタリアのサイトらしく、BARBA,BOGLIOLI,INCOTEX,JACOB COHENといった、錚々たるブランドを取り扱っている。
 アウトレットも充実しており、ヤコブコーエンのアカデミーラインが€143.00(約14,000円)と破格あったので、バルバのシャツと合わせて注文した。
 2品合計でも送料込み€288.96(約29,000円)である。

 無事に注文も終わり、注文確認メールも届いた。特に問題がなかったが、翌日に1通のメールが届いた。

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Thank you for your kind order in object, the same is going to be processed , anyhow, please note that in order  to avoid risks of frauds  we need to receive  e-mail  authorizing  us  to send your purchase  to the shipping  address mentioned in your order  : XXXXX

Without this written authorization sent from the e-mail address  that you used for the payment through PayPal, we cannot proceed with shipment.
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 念のために発送承認を求めるメールである。迂闊にもこのメールを見落とした事が、今回の失敗の大きな原因となった。


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2012年8月20日月曜日

シュナイダー(Schneiders)のコットンジャケット

 おそらくドイツのメーカーと思われるが、Lloydという靴メーカーがある。
 その会社のLloyd1880ラインに興味があり、調べているうちにJust4Menというショッピングサイトに巡り会った。
 ほとんどドイツ語で書かれているが、面白そうなのでいろいろクリックしていると、SCHNEIDERSの文字を見つけた。

 シュナイダー(SCHNEIDERS)と言えばローデンコートが有名であり、以前から欲しかったのであるが、残念ながら取扱いはないようであった。代わりに、チロルジャケット等の珍しい上着の品揃えがある。
 そのなかの、コットンジャケットが気になったので、注文した。ドイツ語ではあるが、注文方法は英語圏のサイトと大差はない。

 厚手のコットンツイル地で、色はネイビーのみであった。肩や玉縁の部分には茶色のコットンが使われている。
 着丈は、サイズ48で30インチくらいであろう。裄丈は35インチ程度ありそうである。このバランスから考えて、短めの着丈で着用するのを想定してそうである。
 袖口は、筒袖でボタンが一つ付いている。



 裏地は、肩と腕の部分にのみ付いている。ただ、パッドは入っているのでアンコン仕立てではない。
 裏地部分にはSCHNEIDERSのブランドラベルとフックループが付いている。フックループは耐久性に問題がありそうなので飾りとしてとらえている。


 ポケットは3ポケットでフラップ付き、チェンジポケットと胸ポケットは玉縁仕上げである。


 フックループ付きでフラップポケットという事は、アウトドアでの仕様を前提としているのかもしれない。縫製も頑丈そうである。


 注文から、到着まで2週間程であった。配送はDHLであるので、関税は確定である。
厚手の生地であるので、夏場に羽織るのは厳しいが、春や秋には活躍しそうなジャケットである。

 ちなみに、何故か飴がおまけでついてきた。


 ドイツ人のセンスは謎である。

2012年7月19日木曜日

マリネッラ(E.MARINELLA)のネクタイ

 半年以上前から気になっていたサイトがある。
 e-bayの出品者のサイトのようで、有名どころの製品をかなりのディスカウント価格で取り扱っている。
 問題はそこが信用できるかという所で、支払いはPayPalなので良いとしても、本当に商品が届くのか心配である。

 発見後も様子を見ていたのだが、StyleForumでも特に悪い情報はないので、勇気を持ってオーダーしてみた。

 Gives&HawksだのJohnLobbだの魅力的な商品が多々あるが、今回は偵察なのでマリネッラのセカンド品を注文した。
 とりあえず商品は届いた。




 B級品の為か、ブランドタグはない。また、それぞれに傷やヨレがある。
 こちらは、丁度ネックの部分に微かな引っ掻き傷のような線が1本入っている。


 こっちは、裏面にヨレが出ている。

 どちらの傷も、Damage description(傷の説明)で、「not visible when worn(装着すれば見えない)」とあるように、着けてしまえば全く見えない。表面上は、とても上質なネクタイである。
 これで、1本あたり£40(約¥5,000)である。国内でマリネッラがいくらで売られているかを考えれば、破格と言えるだろう。
 あとの問題は、果たしてこれが本物であるかどうかという事であるが・・・


2012年7月14日土曜日

Septieme Largeurのフルブローグ・ダービー

 Septieme Largeurは、StyleForumという掲示板を除いているうちに見つけたショップである。正直、聞いた事のない社名であるが、オーナーはスペイン系のフランス人で、フランスにセバゴを持ち込んで始めて販売したり、パラブーツのディレクターをつとめた人物のようである。

 写真で判断する限り、ここの靴はなかなか良さそうな雰囲気であり、何といっても安いので、好奇心に負けて購入してしまった。


 作りはそれなりにしっかりしているが、仕上げは若干雑である。所々にボンドが付いていた。簡単にコビリ落とせたので気にはならないが、神経質な方にはお勧めできない。
 ソールはWebShop上の説明ではダイナイトとなっているのだが、届いたのは何故かレザーソールである。しかもヒドゥンチャネルでダブルソールである。まあ、その方がいいので不問に処した。


 シルエットはロングノーズである。今回は、206ラストという一番幅の広いモデルを選んだ。それでも、かなり先の尖った印象を受ける。チャーチのバルモラル(右)と比べてみると、全体的に細長い印象である。

 スマートな見た目の割には、ワイズは広い。履いた感じは同サイズのチャーチ73ラストのG相当であろう。履き下しの際もほとんど靴擦れはなかった。ロングノーズなので、幅広の部分が大きいのかもしれない。

 若干雑な部分はあるが、セールという事もあり、これで€171-VATである。実質1.5万円という事になる。関税も掛からなかった。この値段で、このクオリティならば十分満足である。

2012年7月7日土曜日

マクロスティ(McRostie of Glasgow)のベルト〜その2

  前回購入したマクロスティが大変気に入ったので、リピートしてしまった。

 サイズは少し修正した。購入した当初は丁度いいと思っていたのだが、使っているうちに1インチばかりサイズを落とした方がシックリくる事に気づいた。
 パンツの材質にもよるが、私の場合、ウェストサイズ+1インチくらいがジャストサイズのようである。

 サイズ感も分かり、品物の良さも確認できたので、今度は2本である。28mm幅と32mm幅で、スーツ用とカジュアル用にオーダーした。



 やはり、ここのベルトは良い。作りがしっかりしており、バックルも美しい。
 この手のベルトは、何本でも欲しいものである。