Pediwearに注文したトリッカーズ(Tricker's)のstowであるが、1週間程で到着した。
梱包を解くと、今回購入したのがブーツの為なのであろうが、普通の物よりも少し大きめの靴箱が現れた。青い箱に金色の文字でTricker'sと型押しがしてある。
トリッカーズの靴を買うのは今回が始めてなので、箱を開けるときは少しワクワクした。
いつものとおり、靴べらにクリーム・シューキーパーと一通りの小物が同梱してあった。以前は国内店舗で靴を買う事が多かったが、せいぜいクリームをもらえる程度でオマケは少なかった記憶がある。
海外通販はリスクも大きいが、こういう細かい所のお得感が大きくついつい利用してしまう。
Pediwearは通常ダスコ社のシューツリーをサービスしてくれる事が多いが、トリッカーズの靴を購入した場合は純正のシューツリーが付く。
トリッカーズのシューツリーは、エボニー色の木製である。踵の部分はニス塗りで磨いてあり、真鍮色にTricker'sと刻印されたプレートが止めてある。また、つま先から甲の部分に掛けては削ったまま表面処理されていない。吸湿性を考慮しているのだろう。
つま先部分はとてもボリュームがある。コバの部分が極端に広いのでその分大きく感じるのだと思う。
こうして写真で見るとドレッシーな感じがしなくもないが、そんなことはなく、レッドウィング当たりのブーツと比べても はるかに野暮ったい雰囲気である。見た目の第一印象は「長靴」である。仕事には絶対履いていけない。
見た目とは裏腹に、革はビジネスシューズと大差ない。普通のカーフであろう。磨いていけばよく光りそうである。
今回はダイナイトソールのモデルにしたので、雨の日も気兼ねなく履るであろう。
購入価格であるがポンド高の上に関税もしっかり徴収されたので、何と6万2000円もかかってしまった。価格的にはかなりの失敗である。国内でセール時にでも買った方が良かったかもしれない。
まあ今回は、シューツリーの分で元を取ったと思って納得する事にした。
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