今は場所を移してしまったが、アメ横の御徒町駅付近にOD-BOXというアートスポーツ系列のアウトドア専門店舗があった。そこでは、理由は不明であるが、BarbourやFilsonなどのスポーツとは少しかけ離れた製品も扱っており、マクロスティのベルトも2種類だけ販売していた。
マクロスティ(McRostie of Glasgow)は1887年創業の馬具メーカーで、以来、革製品を作り続けている。
ブライドルレザーを使ったハンドメイドの革小物が有名で、私も、マクロスティ=ベルトという認識である。
ただ、ベルトを作り始めたのは(その歴史に中では)比較的最近のようで、1980年代にグラスゴーの小売業者からアプローチを受けたのがきっかけらしい。
今では、そのベルトが看板商品となった訳である。
購入後、なかなか気に入ったので何時かもう一本と思っていたが、いつの間にか値段が上がってしまい高嶺の花なっていた。
先日、オンラインで注文できる事を発見し、丁度ベルトが数本ヘタってきていたので注文してみる事にした。
オンラインショップでは、ベルトの種類・サイズ・色・バックルを選択して注文する形式になっている。例によって最大の問題はサイズである。経験上は、ズボンのサイズ+2インチぐらいでちょうど良くなると思われたので、その長さで注文した。サイズが不安なので様子見を兼ねて、今回は一本だけの注文である。マクロスティのベルトは、オーダーの性質上MTOであり、注文から発送まで10営業日程かかる場合もあるらしい。今回は、注文から2週間程で到着した。
ベルトの裏にはMade in Scotlandと銘打ってある。
今回は、raisedタイプという、2枚の革の間に芯となる革を挟んで縫った形式の物をオーダーした。予想以上に薄くしなやかである。鎌倉シャツで購入したベルトと比べても遥かに薄手である。
幅は、28mmの物を選んだ。ホームページではスーツにはこの幅がおすすめとあったからである。細すぎないかと不安であったが問題はなさそうだ。サイズも丁度良い感じである。
タイプは12種、色は8色、バックルは4種類と組み合せが豊富であるので、しばらく楽しめそうである。
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