着丈は、長い分にはさほど問題でないだろうと考え、そのままRegularを選択した。これは、明らかに判断ミスである。着丈は、センターボタンの位置・ラペルの折り返し位置・ポケットの位置・ベンツのバランスと広範囲に影響しており、袖丈よりも慎重に決定すべきサイズである。このケースでは、たまたま1サイズ下を選択したため、ジャストサイズであったが、場合によっては後日「お直し」が必要になっていたであろう。
オーダーの際には、自分のジャケットのサイズを測って、慎重に検討した方が良いと思う。
一方のウェストであるが、こちらもオプションで絞りを調整できるようになっている。英国のジャケットらしく位置も高めである。
尚、BOOKSTERの場合はこの絞りは非常にタイトである。サイトの説明書きにも、サイズ42以下のジャケットではジャケットの絞りをきつくするのは「お勧めできない」と記載されている。
気になって調べてみたが、同サイズ(イタリアサイズの48)のIsaiaでウェスト39インチ、CarusoのDrop7で38インチであった。BOOKSTERのウェスト周りの身幅は18インチであるので、2倍するとウェストは36インチになる。イタリアスーツより5cm程度タイトな計算になる。
今回のオーダーでも、チェストサイズを1サイズ小さくしたため、ウェストがタイト過ぎる結果となった。サイズの選択ミスが、多くの部分に影響を与える形となってしまっている。
関連項目
- BOOKSTERのツイードジャケット
- BOOKSTERのツイードジャケット(2)
- BOOKSTERのツイードジャケット(3)ーサイズの選択に付いて
- BOOKSTERのツイードジャケット(4)ー袖丈と本切羽
- BOOKSTERのツイードジャケット(5)ー着丈とウェスト
- BOOKSTER〜ツイードのサンプル生地
関連項目(2012年オーダー分)
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