2012年6月26日火曜日

スピングルムーブ(SPINGLE MOVE)のスニーカー

 仕事で最近、荷物運びをする機会があった。普段はスーツに革靴であるが、このときばかりはジーンズにスニーカー解禁である。
 が、実はスニーカーを持っていない事に、このとき始めて気がついた。このときはジョギングシューズでしのいだのであるが、スニーカーも持っていた方が便利であろうと思い、購入する事にした。

 この手のアイテムについては、断然、アメ横の品揃えが良い。スプリングコートのG2モデルに惹かれたのであるが、残念ながらサイズがなく、ほかの店舗を見て回るうちに、スピングルムーブのスニーカーに目が止まった。


 スピングルムーブは、広島のメーカーである「スピングルカンパニー」の1ブランドであり、「バルカナイズ製法」を採用したスニーカーを作っている。
 「バルカナイズ製法」はゴム底と靴本体を特殊な方法で結合させる製法であり、スピングルムーブの特徴であるソールがアッパーを巻き込む形状は、この製法に由来する。
 ちなみに、「バルカナイズ製法」の発明者は、チャールズ・グッドイヤーである。
 なお、靴好きならご存知の、グッドイヤー・ウェルト製法を発明したのは、チャールズ・グッドイヤー2世との事であるので、ここの当たりの繋がりは興味深い。



 さて、肝心の履き心地であるが、アッパーが柔らかく、ソールがつま先に向かって反り返っている為非常に歩きやすい。
 ただ、革靴を選ぶときの悪い癖が出て、かなりタイトなフィッティングで購入してしまった為に、踵部分の食いつきが良すぎて靴擦れ気味である。
 せっかく、楽に履けるスニーカー買いにいったのに、靴慣らしが必要のになってしまった。
 間抜けな話である。


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