先日、チャールズ・ティアウイット(Charles Tyrwhitt)のスーツを購入した。
とは言うものの、明確な決意を持って購入したというよりは、通販サイトでいろいろ試しているうちにオーダー決定されてしまったという方が正確である。
まあ、ちょうどスーツを新調しなければならかったので、良しとしていた。
帰宅すると、そのスーツが届いていた。
生地は値段なりといったところである。ちょうど2プライスストアのスーツと同レベルであろう。裏地はビスコース(Viscose)であるので、ポリエステルよりは多少上等なのであろうか?
裏地の色もなかなかにセンスよく感じる。
実はサイズが一番心配であった。ティアウイットのスーツは説明文に「Working Cuff」つまり本切羽であると書いてある。実際の写真は下、
つまり、事実上袖丈の直しが効かないということである。サイズ表を見ると、レギュラーサイズでSleeve Length(つまり袖丈)が25.4インチすなわち64.5cmである。シャツを買う時も感じたのだが、どうも英国人は腕が長いらしい。そこで、ショートサイズを購入した。
その他、細かい所であるが、お台場仕立てである。しかも継ぎなしなので、贅沢な感じがする。また、フラワーホールの下に止め糸が入っていた。この価格帯のスーツでは、あまり見かけない仕様である。
着心地であるが、セレクトショップで購入したスーツと比べると、腕の動作時に少し窮屈に感じる。とくに腕を上げるときに顕著である。また、総裏であるため夏場は厳しいかもしれない。
さて、肝心の価格であるが、送料とズボンの直し代込みで£220ほどであった。為替相場を考えると29,000円弱であり、ちょうど2プライススーツと同じくらいの価格帯である。送料が£14であるので、ほかのアイテム(ここは本来シャツが有名のようである)と併せて買うのが良いのではないだろうか。フィッティングについては多少ギャンブルになるが、サイズが合えば、まあ買っても損はない値段である。
しばらく着てみて、また評価をしたいと思う。
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