ファッション誌などを読んでいると、インコテックスの名を目にする機会が多いような気がする。いわずと知れたイタリアのパンツ専業メーカーであり、細身でドレッシーでありながら、とても動きやすいパンツを作る。
休日用にということで何本か持っているのだが、意外と出番が少ない。
散歩と称して草深い道に入ったり、寝っころがって本を読んだりするため、恐れ多くて使えないのである。
そこで、何か良いチノパンでもと思い出会ったのが、ビルズカーキ(BILLS KHAKIS)である。
ビルズカーキは、1984年にBill Bradley氏によって設立された米国のチノブランドで、MADE IN USAにこだわったヴィンテージチノを作っているメーカとのことだそうだ。
実はまともに買うと1万円以上する代物なので、高級品の部類に入ると思うのだが、不思議と酷使しても罪悪感がわかない。アメリカブランドのなせる技であろうか?
今回は、Siera Trading Postという通販サイトから、個人輸入してみた。一緒にギットマンのシャツ2点とバリーブリッケンのパンツも合わせて購入して220$(購入時点の相場で18,000円弱)であったから、国内では考えられない破格値である。ちなみに、単体では6,000円弱であろうか。
で、届いたのが下の写真。モデルはM3という細めで股上の浅いモデルである。少し履いてしまったので汚れている。裾はアンフニッシュなので、別途お直しが必要である。
当たり前であるが、国内のインポートものと変わりはない。洗濯をかけるとクタッとしていい感じである。当然ながら米国製である。
それにつけても、恐ろしく雑な作りである。ボタンホールを始め至る所から糸がはみ出ている。
まあ、それを含めてこのブランドの魅力なのだけどね。
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