手始めに、仕事用の服について、自分なりの最小構成を考えてみたいとおみます。普段着と違って仕事着は、ある程度職場のルールというものがあるので、考えやすいんですね。多少の制限はあったほうが物事の見通しは良くなりますね。
1.まずはルールを確認
仕事着のドレスコードは会社によって千差万別なので、これだけ服をそろえれば十分というのは一概には言えませんね。ちなみに私の職場ルールは
・夏場はノーネクタイ・ノージャケットOK。
・冬場はネクタイ必須。ジャケパンスタイルOK
・デニムなど明らかにカジュアルなものはNG。
・靴は原則革靴と思われるが、レザースニーカーなら履いていてもおとがめなし
となってます。割とよく見かけるタイプの職場かと思います。
2.では、どんな方針で行くか
大げさに方針といいましたが、要するにスーツなのかジャケパンなのかということです。
これは迷わずにジャケパンスタイルでいいと思います。スーツのかっこよさは捨てがたいのですが、ワードローブをミニマムにするという観点では、ジャケパンのほうが合理的です。
ジャケパンスタイルの利点として
・着こなしの幅がスーツに比べて広い
・上下がそれぞれ交換可能
・普段着として使いやすい
という点があると思います。
3.着こなしの幅が広いとは
これは、スーツ3組とジャケパン3組を持っていた場合の組み合わせの問題のことです。スーツというのは上下一組で見栄えがするように仕立ててあるので、ばらしてジャケットやパンツとして組み合わせるとちぐはぐな感じに見えてしまうんですね。
スーツ3組は3通りの着こなしになりますが、ジャケットとパンツを3着ずつ持っていれば、うまくすると9通りの着こなしができます。
4.上下が交換可能
スーツは上下のどちらかが傷んでしまうと、先に挙げたのと同じ理屈で使えなくなってしまいます。特に上衣はそうですね。対策として、傷みやすいパンツを2枚とか買っておくわけですが、それではミニマムとは言えません。
はぐれたスーツの上衣を、ジャケットとして仕立て直してもらう手もあります。でもそれなら最初からジャケットでいいかなと思うわけです。
5.普段着として使いやすい
まあ、お題目の通りです。ちょっとおしゃれな休日のお出かけ着として使えますし、デニムやTシャツ・ニットなどとも合わせやすいですしね。何より、休日にスーツを着るのはどうも気が進みません。
結論.原則ジャケパン方針で
といわけで、私の場合はジャケパンスタイルが性に合ってるように思います。ただスーツがダメというわけではないんですね。何よりかっこいいですし。仕事上スーツを着なくてはいけない場面ももちろんあります。この辺りは白黒の世界ではなくバランスの問題ですね。
それでも、原則ジャケパンスタイルというのは理にかなってると思いますし、じゃあどんなラインナップにすればいいのかは、今後考えていきたいと思います。