2011年12月22日木曜日

アレンエドモンズ(Allen Edmonds)のストランド(Strand )

 アレンエドモンズ(Allen Edmonds)のストランドを長年愛用しているが、ソールが破れてしまい、オールソールをする事とした。2回目のオールソールであるが、前回はケチって国産の安いソールを選択したため、あっという間に痛んでしまった。

 その教訓と、丁度ラバーソールの靴が欲しかった事もあり、ダイナイトソールに交換した。ダイナイトソールは、遠目にはレザーソールと見分けがつかず、雨の日も安心して靴を履きたい場合には最良の選択肢だと思う。


 アレンエドモンズの靴らしく、ストランドは360度グッドイヤー製法であるが、その部分もきちんと仕上げてくれたようである。



 さて、ストランドはLAST5-65を使用している。そこでやたらと甲の低い、LAST7-97のマクニールと甲高を比較してみた。



 こうして比べてみると、案外と差がないように見える。アレンエドモンズの靴自体が、基本的に甲が低いのかもしれない。

2011年12月19日月曜日

グローバーオール(Gloverall)の修理

 3〜4年ほど前の事である。アメ横に玉美と言う店があり、よくそこに通っていた。アメ横の商店らしく店舗は狭いのだが、アイクベーハーやフレンチラコステ、ギローバーといった購買意欲をそそる良品を扱っていた。
 ある日その店で見かけて、衝動買いしたのがグローバーオールのダッフルコートである。とても高かった記憶があるが(現時点でBarbour×Tokitoのホースライディングジャケットと並ぶ、生涯2大衝動買いである)、大変気に入っており後悔はしていない。

 さて、そのコートであるが、トグルを止める革ひもがついに切れてしまった。無精して、トグルを止めたまま懐に手を突っ込んでいたのが原因であろう。


 修理をと思ったが、純正の革ひもを用意できる修理店がどこにあるのか、見当がつかない。そこで、修理用の部品を、個人輸入する事にした。
 グローバーオールの公式サイトでは、定番のダッフルコートとともに、その手の部品も販売している。しかも送料無料である。新しいダッフルコートを買う誘惑と戦いながら、「プラスチックのトグル4個+革ひも8本セット」を購入した。£7であった。
 2週間ほどして、RoyalMailで品物が届いた。関税はなかった。


 早速、リフォーム屋(銀の糸である)に持ち込んでみた。革ひものステッチをどこまで再現できるかわからないが、やれるだけやってみるとの事であった。1週間で仕上がった。料金は記憶が定かでないが、¥1,000ほどだったと思う。


 よくみるとオリジナルと違いはあるが、十分な完成度だと思う。他にも何本かヘタってきている革ひもがあるが、これだけ簡単にリペアできるのなら、ヘビーローテーションで着ても大丈夫そうである。

2011年12月12日月曜日

バブアー(Barbour)のキルティングジャケット

 寒くなってくると、いよいよコートの出番である。いつもは、ダッフルコートを持ち出している。非常に暖かく重宝しているが、近所にちょっと出かける時や、少し暖かい日などには、もう少し軽めのアウターが欲しいと思っていた。

 丁度、ダッフルコートのトグル部分の紐が切れてしまい、修理に出す事にしたので、以前から欲しかった、バブアー(Barbour)のキルティングジャケットを購入する事にした。
いろいろ調べてみるとCountry Attireというネットショップが品揃えも豊富なので、そこで注文した。

 Country AttireはPaypal対応の上に送料無料である。その代わり、英国のサイトではよくあるVAT分の値引きがない。きっと損しているのであろうが、気軽に注文できるのでつい利用してしまった。

 配送はRoyalMailで、到着まで発送後2週間ほどかかる。包装もビニールパッケージごと袋に包んだ、簡単なものである。


 今回はNew Eskdaleというモデルを選んだ。少し、着丈の長いタイプである。コート代わりにはうってつけであろう。英国製らしく、袖が少し長いのが難点であるが(サイズMを購入したが裄丈で35インチほどありそうである)、非常に軽く気に入っている。


 Country Attireでの値段は£89.95であった。日本円換算で¥10,000〜¥11,000くらいであろうか。元々送料がない上に、関税もかからなかったので、だいぶ安く手に入れる事ができたと思う。

2011年12月2日金曜日

チャーチとチーニーとアレンエドモンズ〜甲高比較

 SHOEBUYで購入したアレンエドモンズのマクニールであるが、甲が低く、どうもフィッティングが独特な気がする。
 そこで、以前購入した、チャーチのバルモラルおよび、Herring別注のチーニー Raleigh IIと比較してみる事とした。
 ちなみにスペックは以下の通りである。
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アレンエドモンズ マクニール(AllenEdmonds MacNeil )
サイズ 9D
ラスト 7-97
チャーチ バルモラル(Church's Balmoral)
サイズ 8.5F
ラスト 73
Herring+チーニー(Herring+Cheane  Raleigh II)
サイズ 8.5F
ラスト 2003
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 まずは、チャーチとアレンエドモンズからである。

 ほぼ、同じ高さであると言いたいところであるが、マクニールの方はダブルソールである。つまり、マクニールの方がバルモラルよりもソール1枚分甲が低いと思われる。
 続いて、チーニーとマクニールである。

 マクニールの方が、特につま先から甲にかけての部分について、明らかに低い。つまり、甲の高さでは、

 チーニー2003ラスト>チャーチ73ラスト>アレン7−97

である。アレンエドモンズ7-97ラストが圧倒的に甲が低いのが、お分かりいただけると思う。同じアレンエドモンズでも、パークアベニューあたりとは別物と考えた方が良いであろう。

 このラストを使用しているのは、MacNeil・Sanford・Hancockと3モデルあるので、購入を検討する際には要注意だなあ。