2014年12月4日木曜日

バブアー(Barbour)のインターナショナルジャケット〜その2

 最近、めっきりと円安が進んでしまい、海外通販のうまみもだいぶ小さくなってきた。
 加えて、ここ2、3年は欲望のおもむくままに買い物を繰り返して来たので、海外通販熱もすっかり冷めて来ていた。

 それでも喉元すぎればというやつで、寒さが厳しくなるにつれ、何か気軽に羽織れるアウターが欲しいと考えるようになっていた。
 そうなってしまうと我慢が効かない。仕事中も何を買おうかと思い悩む始末である。
 精神衛生上良くないので、久しぶりに通販をする事にした。

 冬のアウターと言えば千差万別で、様々なレパートリーがあるが、気軽に羽織れて、軽くてあったかいとなると、キルティングジャケットが思い浮かぶ。
 キルティングジャケットといえばラベンハムとなるところだが、たまたま見つけたバブアーのものが気に入ってしまったので、そっちを買う事にした。


 今回購入したのは、バブアーのインターナショナルジャケット、スティーブ・マックイーンコレクションから、ライダーズジャケットである。


 裏地はフリースになっており、とても暖かい。襟元にチンストラップが付いており、程よいアクセントになっている。


 以前にも、ライダーズジャケットを購入したのであるが、予想以上にタイトな作りで難儀した記憶がある。その反省を生かし、今回は1サイズ上のMサイズを購入した。
 私は、チェストサイズが100cm弱であるが、シャツの上の直接羽織る事にすれば、ちょうど良い大きさであった。
 ライダースジャケットらしく丈は短めで、全体的にタイト目な作りである。日本人の体型に合うのではないだろうか。

 ジーンズの上に襟を立てて来てみると、少し若返ったような気分にさせてくれる。
 久しぶりの買い物は大成功であった。また、通販熱がぶり返しそうである。


2014年4月21日月曜日

ラルディーニ(LARDINI)のコットンジャケット

4月になると寒さも緩み、ジャケットを着ているだけでも汗ばむような日も出てくる。

 昨年の春夏は、背抜きのジャケットを適当に着回していたのだが、ローテーション的にかなり無理があった。そこで、1着新調する事にした。

 実はジャケットを購入するにあたって、以前より目を付けていたサイトがあった。
eHABERDASHER」である。

 「eHABERDASHER」は「ShopTheFintest」を利用した際に、見つけたサイトである。
取扱商品は「ShopTheFintest」に近く、イタリア系のブランドを多く取り揃えている。おなじみのBARBAやINCOTEXもある。
 ただアイテムの検索機能については、「ShopTheFintest」のほうが使いやすく、絞り込みが容易であったため、「eHABERDASHER」を利用する機会が無かった。
 ところが、スポーツコートに付いては「eHABERDASHER」のほうがリーズナブルであり。今回利用するに至った。

 注文から到着までは1週間ほどであった。配送業者はUSPSらしく、日本国内では郵便局からの配送であった。

 今回購入したのは、ラルディーニのコットンジャケットである。
 遠目にはグレー地にサックスブルーのウィンドペーン柄で、おとなしめの雰囲気である。

 しかし、近くで見てみると斑状に白が入っており、少しコーディネートが難しそうである。

 裏地無しのアンコン仕立てであるにも関わらず、至る所に手がかかっている。流石はイタリア製である。
 上襟にはヒゲが入っている。ポケットもバルカポケットである。

 ラペルを始め至る所にステッチが入る。本当に手が掛かっている。

 生地は目の詰まったコットンであり、予想以上に重量感がある。真夏に着るには少し厳しいかもしれない。
 また、ウェストが少しゆったり気味で、袖丈が大夫長い。お直しは必須である。

 価格は$300程であった。送料が意外に高く$50弱取られるがトータルでも3.5万円程の計算である。
 この値段であれば、納得の買い物であった。

2014年1月22日水曜日

シュナイダーズ(Schneiders)のチェスターフィールドコート

 一時期に比べると大分円高も進んできた。
 特にポンドの上昇が著しく、英国製品好きにとってはつらい状況である。

 そのような訳で最近は海外通販を控えてきたのであるが、本格的な冬を迎え、新しいコートが欲しくなってきたので久しぶりに海外サイトから購入してみる事にした。
 ちょうど、以前に一度利用した「Just4Men」というショップで良さそうなコートを発見したので、それにした。

 今回購入したのは、シュナイダーズのチェスターフィールドコートである。

 シュナイダーズといえば、ローデンコートで有名なオーストリアのメーカーである。
残念ながら「Just4Men」では、ローデンコートの取扱いは無かった。

 なかなか丁寧な作りで、ラペルの部分にはステッチが入っている。ボタンホールもずいぶんと丁寧に作ってある。

 裏地はビスコースである。以前購入した「BOOKSTER」の裏地もビスコースであったが、それよりも滑りがよい。ポケット周りは、きちんとパイピングもしてある。

 生地は、ウールとナイロンの混紡である。その比率は8:2で、これはグローバーオールのダッフルコートと同じである。この比率に何か秘密があるのかもしれない。
 生地の質感はメルトン生地に近い。ただしダッフルの生地のような堅牢さは無く、軽く柔らかな感じである。この生地でジャケットを作っても、問題なく軽快に羽織れるレベルである。
 サイズは48を購入したが、かなりタイトである。コートだからと大きめに作っているという事はなさそうである。スーツの上に着るなら1サイズ上が良かったかもしれない。また、袖丈はかなり長く、調整が必要である。

 今回はVAT込みで299ユーロで購入した。日本円に直すと、関税等込みで4万円弱である。ユーロはポンド程の高騰はしてないので、まずまずの価格で手に入れられた。購入から到着まで2週間弱であった。

 久しぶりの個人輸入になったが、やはり、海外サイトでの買い物は楽しい。
また、余裕のあるときにチャレンジするつもりである。