2014年1月22日水曜日

シュナイダーズ(Schneiders)のチェスターフィールドコート

 一時期に比べると大分円高も進んできた。
 特にポンドの上昇が著しく、英国製品好きにとってはつらい状況である。

 そのような訳で最近は海外通販を控えてきたのであるが、本格的な冬を迎え、新しいコートが欲しくなってきたので久しぶりに海外サイトから購入してみる事にした。
 ちょうど、以前に一度利用した「Just4Men」というショップで良さそうなコートを発見したので、それにした。

 今回購入したのは、シュナイダーズのチェスターフィールドコートである。

 シュナイダーズといえば、ローデンコートで有名なオーストリアのメーカーである。
残念ながら「Just4Men」では、ローデンコートの取扱いは無かった。

 なかなか丁寧な作りで、ラペルの部分にはステッチが入っている。ボタンホールもずいぶんと丁寧に作ってある。

 裏地はビスコースである。以前購入した「BOOKSTER」の裏地もビスコースであったが、それよりも滑りがよい。ポケット周りは、きちんとパイピングもしてある。

 生地は、ウールとナイロンの混紡である。その比率は8:2で、これはグローバーオールのダッフルコートと同じである。この比率に何か秘密があるのかもしれない。
 生地の質感はメルトン生地に近い。ただしダッフルの生地のような堅牢さは無く、軽く柔らかな感じである。この生地でジャケットを作っても、問題なく軽快に羽織れるレベルである。
 サイズは48を購入したが、かなりタイトである。コートだからと大きめに作っているという事はなさそうである。スーツの上に着るなら1サイズ上が良かったかもしれない。また、袖丈はかなり長く、調整が必要である。

 今回はVAT込みで299ユーロで購入した。日本円に直すと、関税等込みで4万円弱である。ユーロはポンド程の高騰はしてないので、まずまずの価格で手に入れられた。購入から到着まで2週間弱であった。

 久しぶりの個人輸入になったが、やはり、海外サイトでの買い物は楽しい。
また、余裕のあるときにチャレンジするつもりである。