2012年11月7日水曜日

チェスタージェフリー(Chester Jefferies)のグローブ〜2012年分

 10月当たりから、朝晩を中心に冷える日が多くなってきた。
 そうなると、いよいよ手袋の出番が近くなる。昨年、チェスタージェフリーグローブのオーダーをしたが、今年も引き続き注文をした。

 チェスタージェフリーの場合、手縫いの製品は8週間のリードタイムがあるので、暑いうちから先を見越してオーダーした。
 注文日は9月半ばで、発送通知のメールが届いたのが10月末であるので、予定より早い到着である。
 例によって、封筒で送られてきた。


 こちらは「The Oxford」モデルである。Deerskinのウールライニングである。ライニングの違いからか、昨年オーダーしたグローブよりもフィット感が良い。
 ボタンは少し固いが、手袋を着けたままで止め外しが十分可能である。

 こちらは「The Grasmoor」モデルである。昨年から購入しようと決めていた。Lambskinを使用しており、見た目にも暖かそうである。

 このモデルはライニングが選択できない。なぜなのか疑問であったが、実物を見て納得である。

 「The Oxford」もそうであるが、チェスタージェフリーの外縫いタイプは、指の付け根にマチが設けてあるようである。そのため、指を開いたときもつっぱりが少ない。

 今回は、税関での申請書と思われる書類の写しが同封されていた。これによると、鹿革の方は北米産、ラムスキンはニュージーランド産のようである。

 今回のオーダー価格は、「The Oxford」が £46.50、The Grasmoor」が £75.00であった。
特に、The Oxford」は手縫いのビスポークグローブが£46.50という、おおよそ信じられないようなお買い得感である。

 ホームページも、ビスポークサービスのリピート用のボタンが出来たり、手形トレースPDFのメール先が明記されたりと、力を入れているようである。

 今年も、非常に満足である。


関連項目

2012年11月1日木曜日

フランスの靴下ブランド ロイヤリティーズ(ROYALITIES)

 靴下は、ズボンを履いてしまえば余り見えないので、無難に地味な無地の物を購入する事が多い。
 ところが、自転車を購入してからというもの、七分丈のボトムズを使用する機会が増えた為に、突如として靴下部分が気になり始めた。

 そこで、少し洒落た靴下を購入しようと調べていると、ロイヤリティーズに行き当たった。

 ロイヤリティーズは2009年に設立されたブランドである。ホームページのブランド紹介には、
  「designed in Paris and Made in France」

と、記載されており、フランス製を謳っている。

 今回は4組購入した。ロングソックス(要するにホーズである)3組と通常の丈の物1組である。一応、英語に対応しているので購入しやすい。

 サイズは2サイズで「4-7」と「7-11」から選ぶ。おそらく、靴のサイズを基準にしているであろうと推測した。そうなると、私の靴サイズはUK8.5であるので、サイズ「7-11」となる。


 靴下のタグには、「Made in France」といささか大きめに印字されている。
 本当の所、バングラディッシュであろうがマレーシアであろうが、世界中どこで作っても品質はそれほど変わらないのであるが、それでも原産国にこだわっているのは嬉しい。気分が少し高揚する。


 色使いも洒落ている。黄色の部分等も少しくすんでおり、地味な色を派手に組み合わた感じである。
 コーギー等の英国の靴下とは、色の使い方が少し違うようである。




 注文から到着までは1週間程度であった。配送中に箱が濡れて破損したらしく、国内で郵便局が再梱包してくれていた。フランスの郵便も状況は余り良くないのかもしれない。
 今回送料はかからず、価格は4枚で約€70であった。国内価格よりは、まあまあ安く上がったという所であろうか。
 サイズも当てずっぽうとはいえ問題なく、満足のいく結果となった。