2011年7月29日金曜日

パンセレラ(Pantherella)を個人輸入

SierraTradingPostは、Amazon並みに買い物が簡単なので、個人輸入と書くのは若干はばかられる。単にネット通販をしている感覚である。


ともかく、ここで掘り出し物を探っていた訳であるが、今日になって初めて、カテゴリーに靴下があるのに気づいた。
正直興味はなかったのだが、シャツやジャケットの欄は見飽きていたので何の気なしに開いてみた。


一瞬目を疑った。ブランドにパンセレラ(Pantherella)の文字があるのである。しかも値段が明らかにおかしい。


こんな感じである。


Pantherella Fancy Cotton Socks - Over-the-Calf (For Men)      JPY 479
Pantherella Argyle Socks - Mid-Calf, Cotton (For Men)             JPY 698
Pantherella Over-the-Calf Dress Socks - Egyptian Cotton (For Men)  JPY 931
Pantherella Over-the-Calf Dress Socks - Egyptian Cotton (For Men)   JPY 931

パンセレラのドレス用ホーズが931円!、アーガイルソックスが698円!!、柄物のホーズが479円!!!である。

個人輸入(という名の海外通販であるが)を覚えて散財気味であったが、シャツ2枚と合わせて、思わず注文してしまった。
前回と同じであれば、1週間ほどで届くと思うので、詳細はそのとき書きたいと思う。

2011年7月27日水曜日

チャールズ・ティアウイット(Charles Tyrwhitt)のスーツ

先日、チャールズ・ティアウイット(Charles Tyrwhitt)のスーツを購入した。
とは言うものの、明確な決意を持って購入したというよりは、通販サイトでいろいろ試しているうちにオーダー決定されてしまったという方が正確である。

まあ、ちょうどスーツを新調しなければならかったので、良しとしていた。
帰宅すると、そのスーツが届いていた。


生地は値段なりといったところである。ちょうど2プライスストアのスーツと同レベルであろう。裏地はビスコース(Viscose)であるので、ポリエステルよりは多少上等なのであろうか?
裏地の色もなかなかにセンスよく感じる。

実はサイズが一番心配であった。ティアウイットのスーツは説明文に「Working Cuff」つまり本切羽であると書いてある。実際の写真は下、


つまり、事実上袖丈の直しが効かないということである。サイズ表を見ると、レギュラーサイズでSleeve Length(つまり袖丈)が25.4インチすなわち64.5cmである。シャツを買う時も感じたのだが、どうも英国人は腕が長いらしい。そこで、ショートサイズを購入した。

その他、細かい所であるが、お台場仕立てである。しかも継ぎなしなので、贅沢な感じがする。また、フラワーホールの下に止め糸が入っていた。この価格帯のスーツでは、あまり見かけない仕様である。




着心地であるが、セレクトショップで購入したスーツと比べると、腕の動作時に少し窮屈に感じる。とくに腕を上げるときに顕著である。また、総裏であるため夏場は厳しいかもしれない。

さて、肝心の価格であるが、送料とズボンの直し代込みで£220ほどであった。為替相場を考えると29,000円弱であり、ちょうど2プライススーツと同じくらいの価格帯である。送料が£14であるので、ほかのアイテム(ここは本来シャツが有名のようである)と併せて買うのが良いのではないだろうか。フィッティングについては多少ギャンブルになるが、サイズが合えば、まあ買っても損はない値段である。

しばらく着てみて、また評価をしたいと思う。

関連項目

2011年7月24日日曜日

ビルズカーキ(BILLS KHAKIS)のM3チノパン

ファッション誌などを読んでいると、インコテックスの名を目にする機会が多いような気がする。いわずと知れたイタリアのパンツ専業メーカーであり、細身でドレッシーでありながら、とても動きやすいパンツを作る。

休日用にということで何本か持っているのだが、意外と出番が少ない。
散歩と称して草深い道に入ったり、寝っころがって本を読んだりするため、恐れ多くて使えないのである。

そこで、何か良いチノパンでもと思い出会ったのが、ビルズカーキ(BILLS KHAKIS)である。
ビルズカーキは、1984年にBill Bradley氏によって設立された米国のチノブランドで、MADE IN USAにこだわったヴィンテージチノを作っているメーカとのことだそうだ。
実はまともに買うと1万円以上する代物なので、高級品の部類に入ると思うのだが、不思議と酷使しても罪悪感がわかない。アメリカブランドのなせる技であろうか?

今回は、Siera Trading Postという通販サイトから、個人輸入してみた。一緒にギットマンのシャツ2点とバリーブリッケンのパンツも合わせて購入して220$(購入時点の相場で18,000円弱)であったから、国内では考えられない破格値である。ちなみに、単体では6,000円弱であろうか。

で、届いたのが下の写真。モデルはM3という細めで股上の浅いモデルである。少し履いてしまったので汚れている。裾はアンフニッシュなので、別途お直しが必要である。



当たり前であるが、国内のインポートものと変わりはない。洗濯をかけるとクタッとしていい感じである。当然ながら米国製である。




それにつけても、恐ろしく雑な作りである。ボタンホールを始め至る所から糸がはみ出ている。



まあ、それを含めてこのブランドの魅力なのだけどね。

2011年7月21日木曜日

チャーチ バルモラル(Church's Balmoral)

7、8年ほど前から、靴に興味を持つようになった。
興味を持つ以前は考えられないほどの投資を靴にした訳であるが、何を持ってジャストフィットとするかは未だにわからないでいる。
そんななかでも、サイズ8.5を選べばそれほどひどい結果にはならないであろうということは、学習することができた(授業料は高く付いたが・・・)。


そこで、前回少し話をしたHerringShoesというサイトから、靴の個人輸入に挑戦してみることにした。事実上、一発勝負である。サイズは8.5、ワイズは緩い分には調整が利くと考えて、広めのFを選択してみた。
1週間足らずで到着したものがこれである。



チャーチ バルモラル(Church Balmoral)の黒、73ラスト。
とは言うものの、特に思い入れがある訳ではなく、ネット上での評判と値段で決めただけである。

さて感想であるが、外観は申し分ない。最近の靴は私の好みからすると少し長過ぎるので、この靴ぐらいがちょうど良く感じる。むしろ、もう少しぽっちゃりしていても良いくらいである。
アッパーの質もまずまず。ただし、クロケット&ジョーンズを所有しているが、そちらの方がきめが細かい気がする。アッパーもというよりも靴全体的に固い。

肝心のサイズであるが、甲の高さはちょうど良くフィットしているように感じる。ワイズはFでは若干小指が当たる。長時間履いていると少し痛い。ただし、履きならせば問題ないレベルである。クロケット&ジョーンズのCONNAUGHTは、同サイズのワイズEであるが痛みはないので、革質の差もあるかもしれない。

しばらくは、我慢しながら「調教」の日々かなあ。


関連項目






    2011年7月16日土曜日

    靴の個人輸入と関税

    先日、HerringShoesというサイトから、靴の個人輸入(というよりも海外通販であるが)を行ってみた。結果はすこぶる満足のいくものであった。


    さて、荷物はUPSという業者(私の地域では末端はヤマト運輸)が配送する訳であるが、当然ながら受取時に関税を取られた。考えていたよりも遥かに低い関税額であったので、怪訝に思い仕組みを調べてみた。


    まず課税対象額であるが、個人輸入の場合には個人用品特例というものがあり、商品代金の60%を課税対象額とするらしい。
    また、革靴の関税額は「課税対象額の30%または4,300円の大きい方」が関税額となる。従って関税額は、「購入金額の18%(60%×30%)または4,300円の大きい方」となる。
    今回は、3万円程度の靴であったので、関税額は5,400円程となる計算である(何故かそれよりも安かったが・・・)。


    為替の影響を受けるので一概には言えないが、ポンド安により、購入金額が国内価格の半額以下であった事を考えると、大分お得な取引であったと言えよう。
    ネット上では、一度個人輸入を行うと、国内で靴を買う気は起きなくなるという意見も散見されるが、もっともな事だという感想である。








    関連項目

      開始

      さて、最近暇を持て余し気味なので、ブログでも始めてみる事にした。
      無理に続けようと思っても長続きしないであろうから、備忘録的に使っていこうと思う。
      気の向いたときに、思いついた事や興味のある事を書いてゆけば、良いであろう。